こんにちは、ととです!
ととは今でも時々ライター業も行なっていますが、3年前まで文章を書くのが苦手、言葉にするのも苦手でまさか自分がライターになるなんて、思いもしていませんでした。
ですが最近、『どうやったらそんなにたくさんの文章書けるようになりますか?』とご質問をいただきました。
これを機会に、文章が苦手でも書けるようになるコツについて、お話ししたいと思います!
日常でモノを見る視点を変えてみる
文章が書けるようになりたいです!という方に一番にお伝えするのは、”インプットの仕方を変えてみる”ということ。大切なのは、アウトプット前提で、インプットするということ。
よくわからないにゃ
例を挙げて説明するよ!
例えば、飲食店で隣に座った人が飲み物を頼んでいるシーン。
Aさん: 『隣の席に来た人がジンジャエールを頼んでいた。』
Bさん: 『電話をしながら隣の席まできた女性が嬉しそうな顔で電話を切り、席に座って”すみません!”と店員さんを呼び、はっきりした声で”ジンジャエールで!”と言った。』
たったこれだけのシーンでも、AさんとBさんの文章には、かなり違いがありますよね。Bさんの方は、電話をしながら歩いてきた、嬉しそうな表情、はっきりした声で、など、さまざまな追加情報を捉えていますよね。
これが、”インプットの違い”。
この瞬間だけだと少しの違いですが、これを毎日積み重ねているかどうか?の違いで、結果的に大きな差が生まれてくるんです。
毎日毎日、小さなことに気づくにはかなりエネルギーを使いますが、どこに着目するか?を変えてみると、文章が書けるだけでなく、毎日が面白くなりますよ♡
3つの”目”で考える
「虫の目、魚の目、鳥の目で見る」という言葉を聞いたことがありますか?
おさかな!?
文章の書き始めのときは、まずは虫の目。
虫の目の段階では、思いついたことをそのままどんどん書いていきます。て・に・を・はの間違いを直したり、単語を入れ替えたりして、合わない部分を書き直します。
次は魚の目
そしてある程度書けてきたら、いったん書いた文章を離れてみて遠くから眺めてみてください。これが、魚の目。単語単位ではなく、文章単位で順番を入れ替えたり、消して書き直したりしていきます。
最後は鳥の目
最後は「鳥の目」。さらにさらに、遠目に見て、文章全体で言いたいことが伝わるかを精査します。必要に応じて段落の順番を入れ替えたり、見出しや題名をつけてりしてわかりやすくします。
この、3つの目があるからこそ、わかりやすい文章になるし、単なる日記ではなく、伝えたいことが伝わるようになります。
はじめは難しく感じますが、日常で気づいたこと、考えたことをとにかくメモするところから始めてみてください。そして、あとから鷹の目になり過去に書いた文章を振り返ってみて、書き直してみるとできるようになりますよ♪
“実況”から始めてみる
新人アナウンサーのリポートの研修は、身の回りのものの”実況”から始めるそうです。どんなものが目に入り、どんな状態でどんな状況で、どんなことが予想されて…言葉にする、ということをとにかく練習するのです!
しろには難しいにゃ・・・
実際には、実況!と言っても難しいかもしれないので、そのような場合は写真の説明から始めると良いです。
ご自身で撮った写真でも、インスタで見つけた写真でもいいです。お気に入りの写真について、印象や、どんな風に感じてどんな思いで撮って、どこが可愛くて…など、思い思いの言葉を並べて文章にしてみましょう。
それを始めると、次第に毎日の生活に変化が出て、撮影する写真にも変化が出てきます。想いを込めてご自身で撮影した写真となると、書く文章も変わってきますよね。そして、段々と書く文章が長くなってきたら、”3つの目”で考えて推敲してみましょう!
それができるようになった頃にはきっともう、一人前に文章が書けるようになっていますよ♪
まとめ
ライターは、ただ頼まれた仕事をやればいい。書くためにインプットして書くのだから、自分で文章を創造できる力は必要ない。そういう考え方もあると思います。ですが、ライターとしての報酬を上げていくには、お客様のお悩みにフォーカスした、”自分の商品”を作ることがキーポイントになってきます。自分の商品を売るには、自分の力で文章を創造して、アピールできる力を身につける必要があります。あなたも、ただ頼まれて書くだけのライターの枠を超えてあなたの力を最大限に発揮できるライターになりましょうね♡