HSP(High Sensitive person)という言葉が知られるようになってきていますが、私自身も本がきっかけで自分の性質に気づいた一人でした。事実を知った瞬間は、どうすればいいかわからない不安とこれまで感じていた違和感が理解された安心感の両方で複雑な気持ちでしたが、対処法を知り、仕事や生き方を変えることで自分らしい毎日を過ごすことができるようになりました。
HSPに関する本は、 HSPについて客観的に詳しく解説してあるものから心が温かくなるものまで、さまざまな本が出版されています。今回は、 「HSPかもしれない」と気づき始めている人、「 HSPと気付いたけれど、どうしていいかわからない人」へ、読んでほしい本をご紹介します。
悩んでいるHSPさんに読んでほしい!前向きになれる本3選
今日も明日も「いいこと」がみつかる「繊細さん」の幸せリスト
繊細さんであることに気づき、悩んでいたところに明るい光を差し伸べてくれたのがこの本でした。気づきすぎて疲れてしまう毎日から、良いことにもたくさん気づいて幸せを感じられる毎日にシフトするためのヒントをくれます。
著者は、 HSP専門カウンセラーの武田友紀さん。カウンセラーとしての多くの経験をもとに書かれていて、説得力があります。
「敏感すぎる人」という意味を持つ HSPという言葉から、親愛の意味を込めて改めて「繊細さん」という呼び名を広められた武田さん。その思いの通り、悩める繊細さんでも、前向きになれる一冊です。
繊細さんが「自分のまま」で生きる本
こちらも、武田さんの本。絵本のような挿絵と共に、繊細さんが幸せに生きるための道筋を示してくれています。
「この性格で、よかった。」と思える未来を描ける一冊。
仕事、人間関係の悩みがスーッと軽くなる! 「繊細さん」の知恵袋
HSP専門カウンセラーである武田さんが、138人の繊細さんに聞いたリアルな体験談をもとに、こんな時どうする?というお悩みを解決する方法が示されています。対話形式で書いてあるので、他にも同じ経験をしていた人がいたことを知るだけでも一人で悩んでいたのが嘘みたいに、スッと軽くなる感覚があります。
繊細さんについてもっと知りたい人に!おすすめの解説本2選
「気がつきすぎて疲れる」が驚くほどなくなる 「繊細さん」の本
私が「繊細さん」であることを知ったきっかけの一つが、この本でした。本の中では、それまで “敏感すぎる人”と呼ばれてきた HSPさんに対し、親愛の意味を込めて「繊細さん」と呼ぶところから始まります。
HSPの特徴や仕組み、対処法までわかりやすく解説されていて、思わず、そうそう!それで悩んでいたんです!と言いたくなってしまう内容ばかり。巻末には、繊細さんが楽に生きるには、どうしたらいいのかについても触れられています。
これまで、 HSP専門カウンセラーとして数々の書籍を出版されている武田さんが初めて出版された本です。
HSP(ハイリー・センシティブ・パーソン) の教科書
HSPについて、詳しく、かつわかりやすくまとめられているのがこの本です。
全95項目の解説で敏感さや心配性、不安と向き合い、長所を引き出すにはどうすればいいかについても解説されています。
「 HSPについて理解したい」「もっと詳しく知りたい」という方におすすめです。
HSS型 HSP(かくれ繊細さん)について書かれた本
その生きづらさ、「かくれ繊細さん」かもしれません
繊細さんの中でも、外向的なタイプと内向的なタイプなどさまざまなタイプがあります。中でも、人口の5%と言われているかくれ繊細さんについて特集された本。私自身もこのかくれ繊細さんに当てはまるため、つい、わかる!と唸ってしまいそうな内容が書かれています。
繊細さんかもしれないけれど、周りの繊細さんとはなぜか違う気がする。好奇心旺盛で外向的、なぜか危ない目に遭ってしまう、など、違和感を感じている方におすすめです。
まとめ
いかがでしたか?HSPかも・・・と気づき始めた繊細さんに向けて、明るくなれる本を中心におすすめを6冊ご紹介しました。私自身、繊細さんという概念に出会って、楽になった部分もある反面、仕事や人間関係で悩んでしまった経験がありました。
フリーランスで活動するようになった今は、繊細さんであることを知った上で「どうするか?」を考え、行動することが大切だと思っています。心地よく生きていくには、どうしたらいいんだろう・・・と悩んでいるあなたはぜひ、こちらの記事も読んでみてくださいね^^